コロナになったので宿泊療養を利用しました
スヤァ😪
お久しぶりです、せっしーです。
早速ですがコロナになりました。
僕の場合遊んだ友人や家族が誰1人コロナになっていないので、市中感染っぽいです。
地下鉄などを利用する方は車内で飲み物等飲まないようにした方が良いかもしれません。
今回は名古屋市が行っている陽性患者のための宿泊療養サービスについてのお話しです、感想のようなものです。
コロナが流行って結構経ちますが再び感染者が増加しているので、万が一感染しまった際の参考程度にご覧ください。
- 宿泊療養とは
- 症状経過について
- 入所前後の流れ、設備について
- 食事について
- 持ち物について
- 持って行った方が良いものについて
- トラウマ案件
以上5つの観点から書いて行こうと思います。
1.宿泊療養とは
宿泊療養は各自治体が入院を必要としない軽症者のためにホテルの部屋を利用可能にするサービスです。
このサービスを利用した際の費用(送迎、宿泊、食事等)は一切かかりません。
「名古屋市 宿泊療養」で調べると市のホームページが見られます、以下リンクです。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kansen-taisaku/keisyousyaryouyoushisetu.html
コロナ陽性の診断を受けると2枚用紙を渡されます、1枚は「新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受けた方へ」という内容で、QRコードを読み取り画面に従って入力を行うものです。
因みに2022年11月現在、陽性診断を受けても保健所から連絡はありません。
陽性者自身でQRコードを読み込み各種手続きを行う必要があります。
実際に1枚目の用紙下部「療養サービス(宿泊療養、配食等)申込先一覧」のQRコードを読み込んで情報の入力を行います。
入力の中にメールアドレスの欄があり、登録すると市から写真のようなメールが届きます。
URLがいくつか記載されており、食料の配達なども記載がありました。
この中にある「宿泊療養施設への入所をご希望の方は、下記の手順でお申し込みください。」のURLから申し込みを行います。
申し込みを行うと住んでいる自治体とメールアドレスの入力を求められるので入力します。
(名古屋市以外にも宿泊療養の施設はあるみたいです)
入力が完了してしばらくすると、今度は本申し込みの長いURLが記載されたメールが届くので開いて手続きを行います。
手続きが完了すると以下の写真のように申し込み完了のメールが届きます。
これが届いたら陽性者の手続きは終了で、入所日等が決定したら市から連絡がきます。
僕の場合は第8波が来る直前くらいだったのでスムーズに入所できたみたいです。
2.症状・経過
私僕の場合ですが以下のような経過でした
15日 喉の違和感
16日 発熱(37.5℃)、喉の痛み、声が出せない
8:30に最寄りのかかりつけ医で抗原定性検査→陽性
陽性者の手引き等を受け取り帰宅
食欲は普通
17日 発熱(37.3℃)、喉の痛み、昨日よりは喋れるように、食欲が爆発してUber eatsでマック食べた
18日 発熱(37.3℃)、喉の痛み
入所
19日 発熱(37.1℃)、喉の違和感
食欲普通
20日 喉の違和感、鼻詰まり、鼻声
熱が下がり鼻咽頭の症状だけに
特に問題なし
21日 喉の違和感、鼻詰まり、鼻声
昨日と症状は変わらないが鼻詰まりはかなりマシに
22日 症状なし
自覚症状はこの日の朝から無くなりました
23日 症状なし
退所
陽性者の隔離解除に至る療養スケジュールは
発症日を0日として8日後、かつ症状軽快から24時間経過後となるため、僕のケースでは15日発症18日入所23日退所になりました。
3.入所前後の流れ、設備について
陽性診断を受けて手引きを受け取ったその日に申請を行い、18日に入所しました。
16日 申請
17日 入所日、送迎時間の連絡
18日 入所
このような流れです。
入所前日に入所時間の連絡があり、指定された時間に自宅前まで市が手配した送迎車が来てくれます。
名古屋市の場合は感染者を乗せることに特化したタクシータイプでした。(後部座席と運転席を完全に遮断するビニールに大きめの換気の機械、常時窓を開けた換気)
ホテルに到着すると係の方がボードを持っており裏口から入るよう促されます。
実際にホテル内に入ると防護服に身を包んだ看護師の方がおり、1人ずつ順番に着席して同意書の記入を行います。
その際「生活のしおり」や、バイタル入力で使用する「LAVITA」の使用方法が書かれた用紙を受け取り、写真のようなリストバンドを手首に巻きます。
部屋の番号が記載されており、本人確認のために使用されるそうです。
LAVITAは毎日7:30、11:30、17:30、21:00までに体温とSpO2(血中内酸素濃度)を継続して入力を行います。(21:00はSpO2のみ)
自分のスマホで入力するので、そこまで手こずることは無かったです。
ホテルの鍵はカードキーではなく鍵穴に差し込むタイプの普通の鍵でした。
また、毎朝8〜9時に施設看護師の方から内線があり
・現在の症状
・食事は取れているか
・水分は取れているか
・ホテル生活で困ったことはないか
を聞かれます。
また、ホテルの部屋から出ることは出来ず、自販機等は利用不可です。
設備については以下の写真の通りです。
良くあるシングルタイプのお部屋です、見切れていますがユニットバスです。
各部屋に常備されているものは以下の通りです。
・体温計
・パルスオキシメーター
・ゴミ袋
・水(2L)
消耗品以外では
・TV
・冷蔵庫
・湯沸かしポット
・ドライヤー
・内線
・無線WiFi
・有線LANケーブル
が置いてあります。
基本的に「コロナ陽性患者を宿泊させる」ための部屋になる為、通常の歯ブラシやタオルなどといったアメニティは置かれていません、全て持参する必要があります。
ベッドは1人用にしては広く、身長178cmの僕でも足をしっかり伸ばして左右に寝返りがうてる十分な大きさでした。
また、TVはありますがホテルが提供しているオンデマンドなどは利用できませんでした。
基本的に療養のため「寝て起きてご飯を食べて寝る」程度なら困ることはない設備だと思います、結構快適でした。
4.食事について
朝食はパン、昼と夕食はお弁当形式でした。
パンは写真の通り、よく病院の売店や自販機で売られているタイプのものでした。
味は他にもメロンやいちご、あずき、クリームなどバリエーションが豊富でした。
なおかつ1日に2個配布されるため、男性でも足りないということは無いんじゃないかなと思います。
昼食(3〜5日目)
夕食(4〜5日目)
昼食も1〜2日目は夕食のような、おかず数種類にご飯という形式でした。
朝食と同様に、飽きが来ないような工夫が施されていてとてもおいしいご飯でした。
食事は各部屋の前に台が用意されその上に置かれて、毎夕食時に翌朝分のパンと水(2L)が合わせて配布されます。
最初のうちはホテルでご飯を食べるという非日常感を楽しめますが、2〜3日すると結構飽きがくるのでハンバーグとかトンカツとか出た時は盛り抜きで飛び上がりました。
5.持ち物について
推奨されている持ち物は以下の通りです(生活のしおりより)
・健康保険証
・衣類(最低3日分以上。洗濯設備がありませんので、多めにお持ちください。)
・携帯電話・充電ケーブル
・室内履物(スリッパ)
・洗面用品(歯ブラシ・歯磨き等)
・コップ(割れないもの)
・折りたたみ傘やレインコートなどの雨具(帰宅時用)
・帰りの交通費
・入浴用品
(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープ 等)
・くし、ブラシ
・かみそり、ひげそり、シェービングフォームなど
・フェイスタオル、バスタオルなどのタオル類
・ご自身で洗濯される方は洗濯洗剤
・毛布、タオルケット等(ホテルは掛け布団だけのため、必要な方のみ。)
今回の宿泊療養の経験をもとに順に解説します。
・健康保険証
症状悪化など医師の判断で受診が必要になった際に病院で必要になります。
・衣類
しおりでは最低3日分と記載がありますが、多いに越したことは無いです、下着は特に。
順調に療養しても最低3〜5日はホテルに滞在するので5日分は欲しいですね。
・携帯電話、充電器
現代社会では必須なので割愛
・室内履物
使い捨てでも良いのでスリッパはあった方が良いです。
室内でスリッパを履くよう言われることは無かったですが、退所後の部屋のことを考えると履いていた方がホテルのためになります。
・洗面用品
いくらズボラでも顔洗ったり歯を磨いたりすると思うので持っていきましょう。
歯ブラシは最悪捨てていけるので百均などで買っておきましょう。
・コップ
水が2Lのペットボトルで渡されるのであった方が便利です、気にしない方はペットボトルのまま豪快に飲みましょう。
・折りたたみ傘やレインコートなどの雨具
絶対に持っていきましょう、退所日土砂降りで傘買って帰りました。
・帰りの交通費
名古屋市の場合、帰りは送迎車で栄駅10番出口か名古屋駅桜通口ロータリーで下ろしてもらえるので、そこからの交通費が必要になります。
・入浴用品
設備の項目で記載したように、従来のアメニティは設置されていないため必ず持っていきましょう。
・くし、ブラシ
女性は必須だと思います、男性は必要な方のみ。
・かみそり、ひげそり、シェービングフォームなど
こちらは逆に男性必須です。
5日も宿泊したら退所日には無人島に居たのかってくらい髭もじゃです。
・フェイスタオル、バスタオルなどのタオル類
入浴用品同様必須です、バスタオルは2枚あった方が安心かも。
・ご自身で洗濯される方は洗濯洗剤
持っていく衣類が減らせるのであった方が良いです。
・毛布、タオルケット等
掛け布団は分厚めの羽毛布団だけなので、調節したい場合は持っていきましょう、暖房切ってても汗で目が覚めるくらいにはあったかいです。
6.持って行った方が良いものについて
一番お話ししたいポイントです。
必要度順に書いていきます。
1位 娯楽品
ガチで必須です。
ゲームやPCなど、最低3〜5日を耐え凌ぐために必ず持っていきましょう。
症状が重め(発熱が続く、眩暈、頭痛がある)の場合はほとんど寝て過ごす事になると思いますが、症状が軽い方の場合時間を持て余すと思います。
上で書いたように、TVはホテルのオンデマンドが使用できず通常の番組とBSしか見られないためあったほうがいいです。
僕は作業用にPCとスイッチを持っていき、ホテルでポケモンをポチりました。HDMIケーブルもあると便利です。
余談ですがAmazonなどの宅配サービスは到着を14〜16時の時間指定にすることで利用できるので活用しましょう。
2位 カップ麺等インスタント食品
食事が基本的に弁当で冷たい状態なので温かい食べ物が恋しくなります。
インスタント味噌汁やカップ麺はあった方が良いです、食事の量がそこそこあるので味噌汁のほうがいいかも。
最悪Amazonでポチるのもありですが、基本12個1セットなので持ち帰りとか考えると必要な個数持って行ったほうがいいです。
3位 お菓子、ジュース等
割と甘いものが欲しくなるのであった方が良いです。
缶、ビンは持ち込み禁止なのでペットボトル飲料を選びましょう。
4位 ぬいぐるみ、抱き枕等
必須です。
コロナにかかっている、なおかつ基本的に他人に会うことがないので結構気が滅入ってきます。
僕の場合ガチの特例ですがトラウマ案件あったので持って行って正解でした、気になる方は追記をご覧ください。
5位 ボディスポンジ、ボディタオル
こういうやつです。
熱がある分汗をよくかくので、体をゴシゴシ洗えるこういったグッズは持って行った方が良いと思います。
僕は体を洗う用に少し小さめのスポーツタオルを持っていきましたが、泡立ちが段違いなので専用のスポンジやタオルの方が断然オススメです。
EX 通話相手
ガチで寂しくて死にそうになるので友達と通話できる環境があるとだいぶ楽になると思います。
他の入所者も宿泊しているので声の大きさには気をつけましょう。
入所時に良くある相談窓口の電話番号が書かれたカードを貰うので、何かあれば電話するのもアリだと思います。
結論:メンタルがイカレないように気をつけよう
ここまでバーっと書いてきましたがいかがでしょうか、自治体によって差はあると思いますが名古屋市の場合は快適に過ごせるようにかなり細部まで配慮されていて療養しやすいなと思いました。
特に家族にうつしたくない方や、一人暮らしで療養していて重症化が不安な方などにオススメのサービスだと思います。
一番はコロナに罹らないことですが、かかってしまったらこんなサービスもあるんだ、程度に捉えていただけたら幸いです。
最後に僕が今回の宿泊療養で最も役に立ったもの2選をご紹介して終わりにします。
それではみなさん、感染対策をしっかりして良い年末年始をお過ごしください。
追記
ガチのトラウマ案件
入所3日目の深夜3時に訓練じゃないガチの火災発生アナウンスがかかって心臓縮みました。
1時間後に誤報のアナウンスがあったので安心しましたがマジで怖かったです。
その後入所5日目の就寝時に内線が1回だけ鳴るというホラー体験もして、怖すぎてはーちゃんぬいぐるみ抱きしめて寝ました。
連れてきて本当によかった😭
とはいえ一生に一度あるかないかのガチイレギュラーだったので不満や文句はありません、施設看護師の方々ホテルのスタッフの方々本当にお世話になりました。