TCGにおけるシャッフルに関して
こんにちは、せっしーです。
もういい加減聞き飽きたのでシャッフルに関しての僕の意見を書き連ねていこうと思います。
※注意
あくまでこれは僕がシャッフルに対して考えていることです、ちょい過激かもしれませんのであしからず。
横入れ(ファローシャッフル)について
僕はやってもらって構いません。
ファローシャッフルは一番手軽に無作為化が行えるシャッフルだと考えています。
といっても僕がファローを練習し始めたきっかけは、ある遊戯王のCS動画を見ていて
「このシャッフルかっこいいじゃん」と思ったからです、大した理由じゃなくてすみません。
ファローを嫌う人の中には
「スリーブが傷つくからやめてください」と申し出る方もいらっしゃいます、
一理あります、できるだけ長持ちさせたいという気持ちは理解できます。
ただ1重スリーブならまだしも(1重でも問題が無いかと言われると怪しいですが)
2重でちゃんとオーバースリーブを付けているのにもかかわらずそうやって申し出るのは少し的外れではないか、とも思います。
1重目のスリーブはカードを傷つけないためであって、2重目のスリーブは1重目が傷つくのを防ぐためにあります
その2重目が傷つくのを嫌うなら更にスリーブを重ねればいいです、ですがVGなど一部のTCGは2重までとルールで決められています、キリがないんですよ。
ですが強制するのも良くないのは確かです、相手が嫌がる行為を無理やりするのはいけないことです。
しかしながら、少なくとも”大会”という競技志向が強い場で、お互いのデッキを交換してシャッフルするという行為が常日頃から行われている場で、シャッフルの方法を制限するということは、イカサマを疑われても仕方ないんじゃないかと思います。
なぜファローシャッフルをする必要があるのか
よくある実験です
ヴァンガードを想定としています。
16枚のトリガーユニット(赤色のスリーブ)と33枚のノーマルユニット(白色のスリーブ)を用意しました。
これをこのように重ねます
そして8切り(ディールシャッフル)をします
山がなくなるまで8切りを繰り返し、8つの山をまとめた後ヒンズーシャッフルを
数回行います
↑こういうやつ
そしたらこうなります
この状態でツインドライブをした場合、ダブルトリガーが捲れる箇所は
どれだけあるか言わなくてもわかりますよね。
ではここからファローシャッフルを数回行います
するとこうなります
さっきよりも明らかに赤色のスリーブがバラけているのが分かりますよね
今回は分かりやすくトリガーとそれ以外、という風に分けましたが
各グレード(G1~G3)毎にスリーブの色分けをするともっと
塊が分かりやすくなると思います
具体的に言えば各グレードごとに固めた上でディール→ヒンズーとシャッフルすると
G0~G3を順番に引ける山が作れてしまいます、ライド事故が起きづらい山になります
これを実際公式の地区大会でやっている人が数名居て、
その中でBCFの決勝トナメでやっていた人がいたのでジャッジに申告して
無作為化を施すように注意していただきました。
公式や大型非公認など参加者が多い大会では対面に座る前から
勝負が始まっている(積み込みなど)場合が少なく無いようです。
そういったことを対戦内に持ち込ませないためにもファローシャッフルなど、
十分にデッキが無作為化できるシャッフルを用いるべきだと僕は考えます。
それでもファローシャッフルがしたくない、してほしくないという場合
正直ファローに関しては練習してください、としか言えません。
公式大会などの上位卓では「必ずお互いのデッキを2種類以上の
シャッフルorカットしてください」と説明を受けますが
ディール→ヒンズーの2種類じゃ↑の写真の通りにしかならないので
ほとんど意味が無いです、
出来るだけ無作為化に適しているファローは練習してほしいです...
無作為化できるようなシャッフルならディールを2回とかでもいいんですが、
ディールを2回行うとばらけ方に規則性ができてしまうのでお勧めできません。
規則性が生まれてしまうとそれはもう無作為化とは呼べませんから。
それならディールのやり方を少し工夫してみましょう。
基本は8切りですが、最初から8つの山に分けるのではなく
1,12,123,1234,12345
といった感じで1に置いたら1と2に、1と2においたら次は1,2,3にというように
これを8まで繰り返し8に到達したらそこからは普通の8切りを行います
この変則的なディールを2回もやれば結構無作為化できると思います。
こんな感じで山ごとに枚数が違い、最初の山が一番多く最後の山が一番少なくなります
少し時間はかかりますが、大抵の大会は準備時間含めてなかったりすると思うのでディール2回やっても怒られないとは思います、当然相手に許可はとるべきですが。
相手のデッキなので丁寧かつスピーディに行いましょう、
時間かけすぎてもいいことないです。
結論
ファローシャッフルは練習してください。
オーバースリーブは消耗品です、キャラスリ等が傷つくよりよっぽどマシだと思います。
ただし相手の相手の言い分もちゃんと聞いて、嫌だと言われたら別の方法で無作為化を行いましょう。
ファローのやり方は先日Twitterにオックンさん(この場合はサンダーさんなのかな)
が動画をアップされていました
上手なファローシャッフルのやり方について@thunder_L_ysk pic.twitter.com/m8ym6wozgJ
— ONISYS(オックン) (@onisys) October 15, 2018
右に持った山の角を左手に持った山の辺に押し当てて滑り込ませるのがコツです。
僕は別にファロー嫌なら大会出るな、と言いたいわけではありません
VGなんかは今公認のPRカードに力を入れて参加者も増えてきて
武士の施策が上手くいってるのかなと感じています。
ですが少し寛容的になるべきだとは思います、横入れ賛成派も反対派も。
どちらの言い分も理解できるからこそ僕はこの記事を書いています
過去に横入れでカードぶちまけられたり折られたり、
といった方々に強制するのは違うと思いますが、
失敗した人が横入れ練習して失敗しなければ済む話なんですよ。
スリーブが傷つくから嫌だ、という人は傷ついても良いように
コスパの高い予備のスリーブなどを探して用意してください。
例えば「おやつスリーブY」は100枚入りで
VG2デッキ分にもかかわらず260円と非常に手頃なお値段で購入できます。
http://oyatsunozikann.com/remiseCart/main.cgi?mode=details&sid=1&gid=1S000012
↑商品ページです
回し者とかではなく僕が愛用しているから紹介してます。
最近はホビステとか193とか、僕の場合は地元の本屋にも売ってます
愛知県刈谷市にお店があるので県外の方は少々手が出しづらいかもしれませんが
通販も対応しているので気になった方は試してみてください。
ほかにも探せばコスパの高い商品は出てくると思います。
ぶっちゃけた話好きなスリーブ使えばいいんですよ、
ですがオーバースリーブが傷つくからって理由でシャッフル拒否するのは
見当はずれな話だと思います、
じゃあ傷ついてもいいスリーブを買って使ってくれよと僕は言いたいです。
後は相手のデッキをディールシャッフルする理由がわからない、
と仰っている方も居たので一言
相手のデッキの枚数確認しないと規定枚数以上入ってたらどうすんの?枚数が多いって証明ができないんだよ?
またディールをすることで、相手のスリーブに規則的な傷が付いていないか(マーキング)の確認も出来ます。
大き目の大会に出る際は相手のスリーブの確認及びデッキ枚数の確認のためにディールシャッフルをすることを推奨します。
某王国の動画で昔言われていましたが、カットは相手を信用するために行うもの
という言葉はとても大事だと思います。
さて、長々と書き連ねてまいりましたが以上が僕がシャッフル論争に対して思っていることでした。
VGを例に挙げていますが他TCGでも同じです、DM2ブロのトリガービートでトリガーだけ固めてシャッフルされたらたまったもんじゃないです。
ファローは練習しとくとパパっとシャッフルできてかっこいいのでお勧めです。
だけど相手の嫌がることはしちゃいけないゾ☆彡
再度言いますが、あくまで個人的な意見です
ご意見ご感想は僕のTwitter(@kin_Sessy)までどうぞ。
ではでは
追記
ご指摘をいただきましたので少々接続詞を省いたり別の言葉を使用したり脱字などを修正しました。
2019/9/12
最近また賑わってきたので文面を一部修正しました。読んでね☆